【UE4】シーケンサーで映画の表現を再現[カメラの手持ち感]
今回は、UE4.12で正式版となったマチネに代わる映像制作ツール「シーケンサー」を
使って映像作品で見る表現を作っていこうと思います。
-追記(2018/10/26):UE4.20で入った機能のVirtualCameraを利用することで
カメラの手ブレ感 (Handheld camera) を出すことが出来るようです。
-更に追記(2023/6/22)
現在UE5.2の段階ですが、バーチャルカメラについて纏めていますのでこちらを試してみてください。
本記事では、カメラの手ブレというよりかはカメラの揺れを再現しているものになります。
作成方法
【1】Level Sequenceでシーケンサーを立ち上げる。
【2】Cine Camera Actorをレベル上に配置する。
※このときShiftを押しながら配置するとSpawnnableとして追加される。
【3】取りあえずいい感じにカメラを動かしてみる(*'▽')
↑今回は、こんな感じでカメラを動かしてみました。
【4】CameraShakeを作成する。
【5】CameraShakeの設定はこんな感じです。
(※感覚で打ち込んだだけなのでリアルの手持ち感を見せるためにはもっと修正がいります)
【6】CameraShakeを追加する
CameraComponentのTrackに新しくCamera Shakeが追加されているはずなので
先ほど作ったCameraShakeを追加する。
【7】追加されているのを確認する。
※このとき1.5秒でShakeが切れているがキャラクターのアニメーションのように
引き延ばしてしまうとshakeが上手いこと反映されないのでまた新しく追加する。
【8】実際に動かしてみる。
※多少の違和感は数値を弄ることで恐らくマシになります。