【UE4】シーケンサーで映画の表現を再現[カメラの手持ち感]
時間があれば1日に4作品映画を見るほど映画好きな人です。
今回は、UE4.12で正式版となったマチネに代わる映像制作ツール「シーケンサー」を
使って映像作品で見る表現を作っていこうと思います。
-追記(2018/10/26):4.20で入った機能のVirtualCameraを利用することで
カメラの手ブレ感 (Handheld camera) を出すことが出来るようです。
カメラの手ブレ例
↑の映像では、手持ちで撮られているシーンも使われているのでオススメです。
UE4では、何もなしにカメラを移動させるとスーッとそのまま綺麗に流れます。
そう!綺麗に流れます。というか綺麗すぎる。
ということで手持ち感(手ぶれ)をだしたいっ!
※今回のバージョンは、UE4.14です。
作成方法
【1】Level Sequenceでシーケンサーを立ち上げる。
【2】Cine Camera Actorをレベル上に配置する。
※このときShiftを押しながら配置するとSpawnnableとして追加される。
【3】取りあえずいい感じにカメラを動かしてみる(*'▽')
↑今回は、こんな感じでカメラを動かしてみました。
【4】CameraShakeを作成する。
【5】CameraShakeの設定はこんな感じです。
(※感覚で打ち込んだだけなのでリアルの手持ち感を見せるためにはもっと修正がいります)
【6】CameraShakeを追加する
CameraComponentのTrackに新しくCamera Shakeが追加されているはずなので
先ほど作ったCameraShakeを追加する。
【7】追加されているのを確認する。
※このとき1.5秒でShakeが切れているがキャラクターのアニメーションのように
引き延ばしてしまうとshakeが上手いこと反映されないのでまた新しく追加する。
【8】実際に動かしてみる。
※多少の違和感は数値を弄ることで恐らくマシになります。